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【結露の直し方】スマホカメラの内側に水滴が!乾燥剤と2日間放置で除去できた

2024年11月8日

「スマホのカメラに水滴が入ってしまった。」

皆様はスマホを水洗いするだろうか?筆者は時々、スマホ本体を丸ごと流水で掃除する。

ある日、いつものようにGalaxy S23 Ultraを洗った後、充電していると、、

なんと、カメラモジュールに水滴が浮かんでいるではないか!!

上の画像ではメインの広角と超広角レンズの内部に水滴が確認できる。再度充電等して本体が温まると、背面カメラ4つすべてが同じの状態に。

インカメラも同様に結露している。

スマホを水洗いする人は少数派だとしても、うっかり水没させてしまい、この記事に辿り着いた方も多いだろう。

色々調べてみると、「米で乾燥させる」や「ドライヤーを掛ける」など様々な対処法が出てきたが、中でも「乾燥剤に入れる」が最も信頼できそうだったので、試してみた。

スマホカメラの水滴除去には「シリカゲル」が効果あり!

結論から述べると、「シリカゲルを入れたジップロックに2日放置」することで水滴を除去できた。

Amazonで2gのシリカゲル×100個を購入(600円くらい)。

ジップロックに入れて放置

SIMトレイとSペンを抜き、乾燥剤とともにジップロック(的なやつ)に入れる。

24時間程度では特に変化なし。

約2日で復活!

結局2日程度で水滴が完全に消えた。

原因は温度変化による結露か

湿度の高い状態で急激な温度変化があると、水蒸気が水滴となって現れる「結露」が起こる。

今回、レンズ内に直接水が入り込んだというよりは、乾ききらないまま充電をしてしまい、本体温度が上昇してしまったことが原因と考えられる。

ちなみに、筆者は約10年間スマホを洗い続けているが、このような事象が発生したのははじめて。2年弱使っている端末でもあるので、防水性能の劣化もあったのかもしれない。

スマホの防水に関するよくある誤解

「結露すること」と「防水」については直接的な因果関係ではないが、以下、ガジェット愛好家の間では有名な話をひとつ。

スマートフォンの防塵防水規格では、よく「IP等級」が用いられる。IP68やIP54といった形式で表され、数字の一桁目が防塵、二桁目が防水の等級を示す。

このIP等級、「数字が大きいほど耐性がある」と思われがちだが、そうではない。

数字二桁目の防水は、0~8まで存在するが、そのうち「噴流水」によるテストが行われるのは'5'と'6'のみ。'7'や'8'は噴流よる耐性は保証されていないわけだ。(参考:ケーブルグランド総合カタログ[ip68.jp])

今回の記事で登場したスマホ「Galaxy S23 Ultra」はIP68に準拠しているが、流水による保護は無い可能性がある。そのため、洗った際に内部に水が侵入しても何らおかしくない。

もっとも、防水であっても水を掛ける行為は非推奨であり、水没は有償修理としているメーカーも多い。

今回の教訓:スマホを洗うのはやめましょう(当然)!

  • この記事を書いた人

Tek-Next(管理人)

2021年よりパソコンやスマートフォン、ガジェットに関する記事を投稿。デジタル機器のレビュー/検証のほか、実地調査を含むセール・特価情報の発信で数百万人以上の訪問者を獲得。

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