macOSにおける最近のアプリは、基本的にiOSのような角丸のアプリアイコンが使われている。
しかしながら、更新されていない一部の古いアプリやPWAは、囲み枠のない形の違うアイコンになっている。
他のアプリと一緒にDockやLaunchpadに並べるとなんだか浮いていて統一感がない。違和感満載なので、それっぽい画像を作ってに入れ替えていく。
検証環境:
Mac mini (2024) M4 Pro
macOS Sequoia 15.1.1
事前準備:画像編集ソフトを用意
Appleが提供するアイコンデザイン用のプロジェクト(後述)は「Sketch」か「Photoshop」用のものが配布されている。
どちらも無料体験期間があるので、予め用意しておく必要がある。
もちろん、互換ソフトでもOK。
アプリアイコンを変更する手順
アイコン素材を用意する
対象となるアプリの画像を用意する。
Finderでアプリ一覧を開き、アプリ(.app)を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択。Contents > Resourcesの中にある、app.iconのひとつを使用する。
もしくは、メジャーなアプリであればインターネットからpng透過画像を持ってくると楽。
デザインテンプレートをダウンロード
Apple公式が開発者向けに提供しているデザインテンプレートをダウンロードする。
Apple Design Resources - developer.apple.com
macOS Sequoiaの「Production Templates」からSketchまたはPhotoshopのファイルを選ぶ。
今回はSketchを使用して説明する。
ダウンロードしたディスクイメージの中にあるテンプレートのうち「Template - Icon - App.sketch」任意の場所にコピーしておく。
アイコンの作成
Sketchでテンプレートを開くと以下のような画面が出現。
本来は様々なサイズのアイコンセットを作るみたいだが、どれか一つだけ作ればOK。
先ほど入手したアイコン画像を、ドラッグ&ドロップで持ってくる。
良い感じにサイズを調整。ガイドが出るので、上下左右の中心に配置する。
File > Export > Slices
から選択して、エクスポートする。
拡張子はpngのままで問題ない。
アプリに画像を設定
Finderでアプリ一覧を表示する。Macintoch HD > アプリケーションに存在することが多い。
アイコンを変更したいアプリを右クリック > 情報を見る
。
アプリ名横のアイコンのところに、作成したアイコンファイルをドラッグ&ドロップすれば完了だ。下部の「プレビュー」のところではないので注意。
完了!
以上で完了。統一感が出てすっきり!
今のところ、システムを再起動等しても勝手に画像が戻ったりはしていない。
編集後記:
Mac miniの購入を散々迷っていたが、ついに入手!この記事は人生初のMac購入後5日目に執筆中。使ってみた感想等々は後日上げるとして、よければ他の記事も見ていってほしい。